PTA実行委員会 |
・ 「高校授業料無償化」制度に関して保護者から提出して頂く資料の締切日は25日にしているのだが今朝現在で集約してみると1年生が80%、2年生が64%、3年生が63%であると事務が報告してくれた。
・ 今日が「授業参観日」だからそのついでに持参と言うお方もいようが不思議なのは2年生、3年生である。昨年既に経験済みだから問題ないと思うのだが比率が低い。事務長の言うには昨年出したから今年は不要と勘違いされている向きもあるかも知れないということだったが、正直困った。
・ 仕方が無いので25日締め切りを28日まで延期して書類を整備することとした。今年の高校生は1700名もいるからとにかく事務書類の煩雑さは大変なのだが「ミス」するわけにはいかないものだから少ない事務室員は追いまくられている感じである。
・ 書類を生徒に持ち帰らせて以来事務所の電話は常時三つは保護者からの問い合わせで塞がっているという。本校は分かり易く書いて説明しているのだがやはり理解できにくい部分もあるのかと思う。
・ 又中にはこういう書類を読むと頭が痛くなるお方もおられると見えて「全くこういうものは読まない。口で説明して」と言われるお方もいるから事務室も対応に大変である。しかし大切な生徒の保護者のことであり私は丁重に対応申し上げるように言っている。
・ 「相手は法律」だから「そこはもういいじゃないか」とは行かないのである。昨年から事務処理が一挙に増えたため事務室員を一人増やすなど人件費のアップに繋がったがこればかりは仕方が無い。
・ 本日は授業参観日であった。生憎雨の中の参観日であったが、順調な出足で極めて多くの保護者に来て頂いた。素晴らしい。一時期、受付は大混雑していた。本校の場合新学期が始まってなるべく早い段階で学校になじんでいる生徒の様子をみて安心して頂く為に連休前に行うのである。先生方も張り切って教材を準備して授業を行う。中々良い雰囲気であった。
・ そして午後2時からはPTA実行委員会が開かれた。本日は重要な案件があって私も出席してご挨拶をしたのである。まず武道館新設に当たってPTAから寄付して頂いた1000万円で中庭から武道館にいたるアクセス通路(プロムナード)に「名称をつけて欲しい」と依頼していたのだが正式に「遊学の道」と決定した。
・ 「遊学」とは中々良いネーミングである。ご存知だと思うがこれは「よく遊びよく学べ」の意味ではない。「遊学とは故郷を離れ他所の土地や国に行って勉学すること」で辞書によっては「留学」ともある。
・ この遊学こそ私が着任以来言い続けていることであり「我が意を得たり」という感じで嬉しい。関西近畿だけに目を奪われず日本全国を俯瞰すれば「素晴らしい大学」は多くあるし又現在「地方が狙い目」である。
・ 遊学して卒業したら故郷に戻ってくれば良い話しであるが保護者の動きは鈍い。可愛い我が子を何時までも自分の傍においておきたいと思ってもそれでは何時まで経っても自立できない。「可愛い子には旅させろ」と言うではないか。
・ しかし不思議なもので過日休みに骨董屋さんを巡っていたら屋根瓦に「学」の字が彫ってあるものを見つけ、直ぐ私は買い込んだのである。これは恐らく奈良の古寺あたりにあったものではないかと想像している。旧文字の「學」の字が素晴らしい。相当古いもので奈良に地方から遊学に来るお寺の屋根にあったものと勝手に推察している。
・ 実行委員会では「23年度の予算原案」が役員会で審議されて承認された。この原案を来月の「5月14日のPTA総会」で正式承認されることとなる。素晴らしい予算を作って頂いたと思う。今年度から「部活動特別支援費」と「施設設備費」の二つの勘定科目が作られ予算化された。有り難いことである。
・ そして次に新年度のPTA役員が内定した。新会長は昨年は「教育後援会長」をされていたお方で現役の銀行の幹部社員だから「打って付けの人材」と言える。実務は女性副会長さん以下が担うとしてもPTA会長は本校保護者の代表となられるお方だから学校にとっては重大な関心事である。
・ 私は今まで本当に恵まれたPTA役員に囲まれてやってきた。安心して本来業務に邁進できたのもこれらのPTAのバックアップがあればこそである。どこに「ポンと1000万円の寄付」をしてくれる組織があろうか。
・ 正直学校を巡る周辺には様々な組織があるが「やはりPTA」なのである。PTA組織から支援を頂けない校長は力を失う。これだけは歴然としている。それだけに私は「PTAへの説明責任」を徹底して今後ともやっていく積りである。
・ 今度発令した新事務長は銀行出身として丁寧にやってくれており安心している。最後はPTA会長と学校長が最終判断を下すわけでそれまでに「万機公論」が望ましい。1897年というから今から214年前にアメリカで生まれたPTA組織は戦後日本で形を変えてスタートした。
・ 敗戦によりGHQの提案で半強制的に導入されたものだが今や日本流のPTAは全国通津浦裏どの学校にもある組織である。今後この組織も少子化、働くお母さんの増加、そして学校そのものが変化していく中で徐々に変わっていくようにも思える。
・ 具体的なイメージは湧かないがあくまで本校は私立学校であり、公費でガードされた公立学校ではない。新校舎建設と言っても何処からもお金は下さらない。PTAと歴代のPTAの蓄積、そして同窓会、そして大阪府神社庁以外には「幾ばくかの負担をお願いできるところ」は無いのである。
・ 私立学校の保護者は自分の子ども以上に本校を大切に思ってくださっている。そこが私立の良いところである。教職員も個々は抑えておかねばならないポイントである。「保護者あっての私立高校」である。