2011年4月10日日曜日
23年4月10日(日)多聞に行く
・ 4月6日に入学式を済ませ、8日に始業式、それで9日の午後から高校1年生の理数科とR-1組の生徒80人は「地獄の多聞行き」だから、「浪速高校は大変なところ」であることは間違いない。しかしここを踏ん張ることが今後の3年間を左右する。誰のためでもない。生徒自身の為なのである。
・ 9日から10日にかけて今年入学した1年生のうち理系志望の生徒の「本当の実力」を調べるために今年の入学試験問題から相当難解なものをピックアップして国語、数学、英語の3科目で試験を行い300点満点で全員の調査を行うのだ。
・ 灘高校、甲陽、東大寺学園等の偏差値の相当高い入試問題から選択して出題しており平均60点を取れば相当優秀で「将来が楽しみ」ということになる。私は彼らの頑張りの状況を観察に久しぶりに多聞に行った。
・ 付き添いの教員によればまず「真面目」で「言うことを良く聞く生徒」だと言っていた。私も顔つきを見たが皆良い顔をしていた。「素直な感じ」がしたのである。必ず5分程度の校長講話があるのだが皆「真剣な眼差し」で聞いてくれていた。
・ 数学と国語の教師が一生懸命試験問題の解説をしていたがこの「解説が重要」である。「多聞教育の特色」である。これは徹底してやってくれるように私は先生方にお願いしている。これで生徒には「本当に身に付く」のである。
・ 今回のデータは学校に戻って「専願、併願別」「昨年との比較」を行って今後の参考にする。引き続いてR2R3R4と実施していくのだ。来週には早速中学1年生の「オリエンテーション合宿」がある。週末は中学2.3年生の合宿である。
・ 私も季節が良くなり多聞に出かける機会が増えそうである。出来るだけ多聞で頑張ってくれている「先生への激励と生徒へ発破をかけるため」に私は多聞に出かけてきた。今年もそうしたいと思う。
・ まだ多聞尚学館には「梅が残って」おり校内の桜はまだであった。多聞は良い。素晴しい施設だと本当にこういう施設を持てる幸せを感じる。大切にしていかねばならない。しかし来るたびに「老朽化した男子宿舎の更新」を思ってしまう。
・ 今日の多聞には5名の教諭が指導に来てくれていた。頭が下がる。私はこのような場面を見ると多聞で朝早くから夜遅くまで頑張ってくれている教員には手当てを減らしてはいけないなと思うのである。
・ 週末学校に来ることはまずなくて、部活動の指導もせず、平日にただ学校にきてそれも「遅く来て早く帰る教員」もいるがそのような人々と生徒のために頑張る教員の処遇が同じというわけにはいかないと思ってしまうのである。
・ ただ問題は多聞教員の中にも朝学校に遅く入る教員が居ないわけではない。教員というのは難しいもので企業人の優秀な人物みたいに大体どの項目にもバランスが取れて立派だというタイプは少ない。「あそこは大変良いがこちらはまるで駄目」というのが結構教員には多いのである。これが私の最大の頭痛の種である。
・ 多聞を後にして私は堺市の泉が丘カントリークラブの傍にある「精華フィールド」といわれる精華学園が所有する校外野球場を訪ねた。本日硬式野球の春季大会の公式戦第一試合があって市立西高校と対戦があったのである。
・ 結果は見事に7対1で勝ちをおさめた。現監督の公式戦1勝目となる。中々良い試合だったと思う。相変わらず保護者の応援は多く野球人気が底堅いものがある。今度4月に着任した常勤講師の先生はその経歴から「部長」に抜擢したのだが、元気がありそうで保護者の評判も良さそうであった。
・ 着任した時にお顔を見ると色の黒い顔に「もみ上げ」が「くちびるの近く」まで延びており、私は教頭に「あれは如何なものかなー」と嘯いたら二日後には綺麗さっぱり頭まで剃ってきており「それはいくら何でもやりすぎ」で、要は「普通」にしていれば良いのにと思う。
・ しかし「根性」は有りそうで将来は楽しみだと殆どの人は言うがまあ焦らずにじっくりと観察してみたいと思っている。しかし「気持ちを全面に押し出すタイプ」が少ない時代の中では貴重な存在になるかもしれない。しかし根性だけでこの世の中生きていけるように甘くはないことも事実である。ライバルは多い。
・ この球場を見ていると私は「ふくろうスタジアム」が無性に見たくなって幸いこの精華球場から15分程度のところにあるので学校に戻る途中に立ち寄ったのである。間違いなく本校のグラウンドのほうが素晴しい。私は記念の楠木の植樹の傍で「ふくろうを持てて良かった」としみじみ思ったのである。
・ 私立高校で正規のグラウンドを持てていないようだったらこれだけで「優位性を失う」羽目になっていただろう。生徒も保護者も「肩身が狭い」思いがしたと思う。それでは私学の経営者ではない。
・ ふくろうでは軟式野球部が府立の八尾高校と練習試合をしていた。硬式ほど派手さはないが生徒は一生懸命にまた楽しんで野球をやっているような感じである。応援の保護者もいないが教諭が3人も来て生徒と一緒になって頑張ってくれていた。立派なことだと思う。
・ 中に一人の専任教諭がいたが、この先生は3月まで中学の軟式の指導者であったが人事異動で監督を交代して高校の軟式に移ってくれた。心中では中学をやりたかったのだと思うが「文句一つ言わず」粛々とやってくれている。私はこういうタイプにも弱い。
・ 理科物理の先生であり本校の大切な人材である。大切にして行きたいと思っている。部活も一生懸命やってくれるし多聞の講義にも参加してくれている。朝は早く学校に来るし言うことはない。もう一人将来希望が持てる理科化学の教員がいるがこれはいけない。注意してもとにかく朝が遅い。これでは駄目だ。
・ 私は「メリハリ」を付けて処遇することをここ数日の事件で決意した。多聞で頑張ってくれている教員には一応手厚く処遇している。これはこれで結末はつけている。しかしこの先生が朝遅いぎりぎり出勤だったらその分はマイナス評価としたい。それが道理だと思う。
・ 分掌を一生懸命やってくれているから朝遅いのは見逃してくれとは行かない。そのことを決意したのである。武道館のお披露目は日曜日だったが出来れば出てきて共に祝いたいと私は何回も述べたにもかかわらず来ていない教員は居た。それはそれで良い。人にはそれぞれ事情があるし突然の事態の出来(しゅったい)というのもあろう。でも事情があって出て来れなかった人と日曜日に出てきてくれた人と差をつけなかれば出てきた人と差別化ができないではないかと思うのである。