・ 朝7時過ぎに真向かいの本校専属の制服店の社長さんが部屋に入ってきて「夏服の支給が全て無事に終わり」ほぼ今年の業務が終わったと挨拶に見えられた。制服会社にとっては合格発表日から5月1杯までが1年で最も忙しい時になる。
・ 今年は高校1年生が670人の大人数であったし、東日本大震災の影響もあって「間に合わせる」のに相当な努力をして頂いたと思う。一時期は間に合わないなどの話もあって例年以上に神経を使われたのだ。社長さんのお顔に安堵感があった。私はお礼を申し上げた。
・ 遂に「衣替えの季節」なった。この季節はとにかくこの歌である。
「春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山」
女帝、持統天皇のお歌である。これは本当に素晴らしい。季節の変わり目をこれほどさわやかに歌ったものは他に知らない。
・ 私は新古今よりも万葉集の表現“来るらし”の方が好きである。来週の日曜日に無性に大和三山と樫原神宮、それに西国33番観音巡礼7番札所の「岡寺」も参ってみたいと「ふと」思った。
・ 雨の6月スタートとなった。残念だが「We cannot control the weather」だ。仕方がない。6月1日は本校でも正式な「衣替え」の日であった。実際は10日ほど前から夏服OKとしていたが、肌寒い日が続き生徒はジャケットを着ていた。
・ 今日も終日雨で寒い感じだ。「一斉参拝」では写真にあるように男子の役員生徒は夏服で女生徒は普通のスタイルであった。女性は一般的に言って「寒さに弱い」と思っているがこれは高校生時代からそうなのだと私は悟った。
・ 雨のため全ての生徒はそれぞれの教室から学院神社の方に「遥拝」する形である。即ち私を入れて3人だけの小雨の中の「代表参拝」であった。その後私は生徒にじっくりと伝えたいことがあったから執務室に戻って「校内放送」で話した。やはり顔が見えないと中々難しいものだが、逆に静かにじっくりと伝えたい時にはそれなりに効果があると思っている。
・ 世の中では環境庁主導で今までの「クールビズ」から「スーパークールビズ」と言って更に基準を緩和したことを殊更マスコミも取り上げているが、本校では従来の基準のままとした。
・ 早速夕刊ではスーパークールビズ初日として記事にしていたが、ポロシャツやアロハシャツの写真があったが全く取って付けたような浮いた感じで私なら絶対にしない格好である。「かりゆしウエア」などは沖縄だから決まるのであって都会で似合う筈がない。
・ 前述した持統天皇のお歌ではないが夏は「白妙の」白いものが最も良い。清潔感に溢れ見ても涼しい。赤や黄色や斑模様は暑苦しい。私はあくまで「白」だ。白が男にも女にも一番良い。
・ 浪速は「学び舎」であり12歳から17、18歳までの生徒が居る場所である。そういうところに「ジーンズ」をはいて来て貰っては困る。襟のないT―シャツも困る。靴については「蒸す」だろうから履き替えてスリッパは一応可としているがだらしなくなってはいけない。生徒は全員靴履きである。
・ 自治体の中には「半ズボン」もOKを出しているところも有ると今朝のテレビで報道していたが「トンでもない話」である。生徒には長ズボンで教員が半ズボンはないだろう。
・ 昨日事務室の職員にちょっときつく指導した。ちょっと目に付くスタイルだったからである。この人は前から時々そうであった。細い綿パンで股上の浅いパンツは基準が難しいが、ここは神聖であるべき職場である。神聖とは自分にとって大切と言う意味だ。
・ ここで働き、生活の糧を得ている場所である。スーパー玉出やホームセンターのコーナンに買い物に行くスタイルとは峻別して欲しい。生徒や大学関係者、保護者、業者さん始め多くの方が出入りする最初の受付場所が事務室である。
・ 偏見ではないが本校においては男性よりも女性の方が「だらしない服装」をする比率が高いというのが私の感想だ。それも20歳台よりは年長者や小さい子どもさんがおられる方見かける。忙しいのだろうが困ったものだと思っている。
・ それに見ていると仕事がきっちりした人は大体服装もしっかりしている。思い込みではない。服装にだらしない人間は勤務もルーズであると私は思っている。「一事が万事」とはこういうことを言う。
・ 冷房温度を28度C設定と言われているが我々の経験ではこれでは高い。狭い教室に40人の育ち盛りの若者が発散する熱量を計算すればとても28度ではやってはいけないと思う。下手をすれば「熱中症」になりかねない。
・ 従って本校では26度設定とする代わりにその分、他の分野で「節電」を図ることにした。昨日の理事会・評議員会で高校教頭が取り組みについて説明した。不要時には照明を切るとかは当たり前だし個人パソコンも管理をしっかりとする。
・ しかし目玉は9月に導入を検討している「浪速スクールサマータイム」だ。これは1限目の授業を8時始まりとし45分の5こま授業で12時45分には終える画期的な案だ。生徒は早く帰宅させ教職員も早く帰れば良い。
・ かなりエアコンの省エネにはなる。細かい問題はあるが今から詰めて行けば良い。試験的に1週間程度するのも一案だ。午後が自由になると喜ぶ生徒も居るのではないか。受験生も喜ぶかも知れない。場合によっては学年で区分しても良い。
・ 勿論不足する授業数は夏休みの補完で対応可能である。ドンドン新しいことをやってみたら良い。駄目だったら止めれば良いだけの話である。それをやる前から問題点ばかり言う人間は時にいるが笑ってしまう。私はこういうタイプを忌み嫌う。改革など出来ない輩である。
・ 昨日から多聞学習合宿に行っている中学2年生の特進コース2クラスの激励に行ってきた。「頑張ってたなー」。嬉しくなった。多聞に行くと私は機嫌が良くなる。それは生徒が学習に真剣に取り組んでいるのが良く分かるからである。
・ 学校でも分かるではないかと言われそうだが多聞と学校の教室とでは教師も生徒も雰囲気が大きく異なる。表現方法は難しいが学校の教室の授業は「三度三度の家庭の食事の味」であるが多聞の特別講義は「レストランの味」とでも言っておこうか。
・ 中学のウィークデイ合宿は大きな効果がある。生徒の顔を見ていたら良く分かる。来週は関大コースの1年、2年合同の合宿だ。これは私が考え出したことではないがこれは素晴らしいアイデアである。1年生の大きな刺激になるだろう。
・ 英語のI先生と数学のM先生、とにかくこの二人は「熱い」し「リズム」が良い。このリズムを私は重要視している。これが一番だ。リズムのある授業は生徒も真剣に集中している。それは「真正面に生徒に向かっている迫力」があるからだろう。
・ 生徒の評判も良いのは生徒がこれらの「先生に何かを感じている」からである。無味乾燥で迫力も抑揚もリズムも全く感じられない授業から生徒は何を感じるのであろうか。
・ 午後3時突然秘書さんが私の誕生日だといって突然ケーキを持ってきてくれました。「ダイエット」しているのだが「今日くらいは良いでしょう」と差し出された。私は自分の誕生日など勿論誰にも言いませんが彼女は知っていたのです。そうです、今日は私の55回目の誕生日なのです。年は少しさばを読んでいますが。

