| 中学校入試説明会 |
| 多聞尚学館数学特訓 |
・ 日曜日であったが本日は「本年最初の入試説明会の日」であった。24年度入試の第一回説明会である。午前10時から中学校、午後2時から高校と言う具合である。6月で実施するのも日曜日開催も、又一日で午前午後に分けてやるのも本校では初めてである。
・ 今や私立学校の生徒募集活動も「企業の青田買い」ではないが段々と早くなってきている。しかし実態は「通年の活動」であって4月入学式が終われば入試広報の先生がたはお世話になった塾の先生や関係のところにお礼周りからすでに始まっている。
・ しかし形の改まった入試説明会は一種独特の雰囲気を醸しだす。「さあ、今年もいよいよ本番になってきた」と言う感じである。6月開催は初めてだから今までの見通しは当てにはならない。正直言って準備に大変であるが「受験する児童生徒の利便性」の為にお役に立つだろうと思って今年は「試験的」に踏み切ったのである。
・ 他の私立でも同じような傾向にあると報告を受けた。即ち徐々に説明会が早くなってきているのである。日曜日開催は特段深い意味があってのことではないが学校行事との兼ね合いと土曜日よりも日曜日のほうがご家庭でも「参加し易いのではないか」と慮ってのことである。
・ 今やご家庭の主婦も専業主婦にとどまっているという比率は少なくなって来ている。何らかの形で仕事を持って社会との結びつきがあるお母さん方は多い。このような方々の為に土曜日よりは日曜日の方が「良いかも」と入試広報室は考えたそうだ。又ひょっとしたらお父さんの参加には良いかも知れないとの考えもある。
・ 今までの説明会では圧倒的にお母さんの参加比率が高い。しかし元来「子どもの進路先調査」なのだから夫婦同伴が良い。小さくなったとは言え、まだ家庭内の父親の意見は結構大きいし、重要だ。
・ あえてもう一つ付け加えれば今家電店では山のような人出である。ご存知、来月のアナログ放送中止を受けてデジタルテレビ売り場は人でごッたかえしていると報道されていたが、このことが昨日の朝日の夕刊に出ていた。「テレビ激安激混み」との見出しである。
・ 私は説明会の合間に学校から自転車で行ける距離にある家電量販店にある物を求めて行ってみた。店員さんの数は変わらないのに、お客さんが数倍の状態で数十分待ったが結局店員さんに相手にしてもらえず諦めて帰った。
・ 確かにすごい人出であった。この人々がテレビを買った後本校に出向いてくれて説明会に参加してくれれば嬉しいのになーと思いながら後にしたのである。応対する店員さんはどのお店も急がしいから他店からの応援を頼む訳にも行かない。しかし人数が多ければ良いというものでもない。
・ 同じことは学校の入試説明会でも言える。来校者(お客さん)は入試担当の先生方(店員さん)の説明をしっかりと聞いて「本校に傾くか否か」(テレビを買うかどうか)を考える。従って「説明会の中味」が重要なのである。関心があるから来校(来店)してきているのであって、これをがっちりと「取り込む」ことが重要だ。
・ だから案外「感じ」が重要で「良い感じだったわ」となれば成功である。それが「余り良い感じではなかったわ」となればまず、回復は無理だろう。私はこれらを解決するキーワードは「誠意」だと思っている。このことを言い続けてきたし、入試広報の先生方は素晴らしく実行してくれている。
・ 入試広報活動というか受験と言う行為の意思決定の難しさはまず「受験生」そして「保護者」そして「塾の先生方」のトライアングルの中で決められるとうことだ。公立の中学校では立ち入った進路指導は余り行わないようにしていると見え、私立側からすれば、強烈には伝わってこない。
・ 時に子どもと保護者の思いが異なったりしていることは当然であり、そういう場合塾の先生がアドバイスされるのであろうが、やはり最後は受験生が「この学校に行きたい」と言い張ったらさすがに親でも塾の先生でも強行はできない。
・ 「まず、生徒の気持ちを捉えよ」であって私立高校の場合「将を射んと欲すればまずその馬を射よ」とはならないのではないか。最近このように感じている。従って本校の説明会ではプログラムに在校生の部活動紹介を入れたりしている。
・ しかし今日は日曜日だし期末試験前1週間であるからそう言うことは出来ない。「前哨戦」あるいは「プレ」と位置づけても良いと思っている。担当の教頭にも本日の参加者の数には神経質にならなくて良いと私は述べたのである。
・ 10時からの中学校の説明会は昨年並みの参加者を得た。ただこれは従前の9月の前倒しの人々なのか、新たな層かという分析は必要だ。単に前倒しであったら6月に説明会を入れるのは考え物だ。大体第一回目に参加してくれる方々は「浪速ファン」である。しかし例年並みに参加者を得て私の説明も力が入った。
・ 中学校の説明会の私の「出番」が終わって私は多聞尚学館に急いだ。高校3年生の数学講座が行われており激励訪問だ。3グループが一生懸命頑張っていた。彼らも後7ヶ月でバイバイである。ラストスパート全力で乗り切って欲しいものだ。やってくれるだろう。
・ トンボ帰りで学校に戻り14時からの第1回高校入試説明会である。本校もそうであるがこの時期期末試験の1週間前のタイミングで参加者は多くはなかった。しかし本日参加してくれた方々は「専願希望」ではないか。私は説明をしながらそのように感じたのである。さあ本格的な入試シーズンの前哨戦が高らかに始まったのである。