・ 最近校長は武道館についてブログに書かないと思っておられる方がおられると思うが武道館の工事は「極めて順調」で最後の内装工事に入っておりとにかく素晴しいものが完成しつつある。
・ ブログにそれらの写真をアップするのは今は自粛しているのである。「出来上がってのお楽しみ」というところである。関係者の強いアドバイスである。それにしても「複合武道館」だから変化に富んで面白いこと、この上ない。
・ 中でも自慢の種は「お茶室 洗心亭」だろう。侘び寂びの世界を漂わせながら21世紀のお茶室を標榜したまさに斬新なデザインであり内装である。これ以上は書けない。さて工事は2月下旬には検査を受けて最終完成になる。
・ ただすぐ使うことはしないで必要な備品などを完全に整備して「使用おろし」ということになろう。焦る必要は無い。100年は持つ建物である。そして「3月13日の竣工祭」を迎えることになる。現在武道館に至るプロムナードが出来つつある。
・ 大変お世話になっている書家の先生から早速「お祝い金」を戴いた。有難いことである。多聞尚学館でもお祝いをしていただき、又今回もだから恐縮してしまう。是非先生には竣工式にはご招待したいと早速手配した。
・ 武道館は授業とクラブ活動のためである。ここには理事長室など一切無い。全ては生徒の為のコンパートメントである。このことが極めて心地よいのである。学校管理職も教職員も全ての視線が生徒に向いている限り失敗しても許される。私はそのように思う。
・ 生徒にために自分の時間を使う先生は明確に立派な先生である。屁理屈を言っても部活指導もせずに応援にも行かず、休みは家で休んでいるような先生は悪い先生とは言わないがまあ普通の先生である。
・ とにかく「生徒の傍に居る時間の長い先生は立派な教師」である。これが木村流良い先生の定義である。だれが何を言ってきてもこれだけは引かない。分かり易く言えば365日X24時間=8760時間のうち、何時間生徒に直接関わっていたかで定義出来ると言っているのである。
・ 多聞尚学館が出来て3年目、今や多聞は本校の売りの一つになったがこれが機能したのは教員が頑張ってくれたからである。金曜日の放課後から日曜日の夕方まで自己の時間を犠牲にして学習指導に全力を挙げて頑張ってくれている先生が居ればこそである。
・ 週末を潰して、それも夜の24時までですぞ。だれかれ出来ることではない。このような献身的な先生のお陰で生徒も喜び、保護者も喜んでくれるのである。だから私は「週末スペシャルの時は多聞に行って生徒の激励と言っているが内心では先生方に頭を下げに行っているのである。
・ このように校長の出来ることは「顔を出す」ことである。校長が顔を見せることで生徒も先生も元気が出ると思って私は継続している。私学に来たときから「自分には土日はない」と覚悟してきている。だから欠かせない催しなどでは必ず顔を出して激励賞賛するのである。これこそ校長の仕事ではないかと最近ではつくづく思っている。
・ 共学にして5年、まだまだ女生徒比率が少ない。何とかして女生徒に入学して欲しいと着任以来様々な手を打ってきた。まず今日的高校生に受け入れられるには「部活動の多様さ」である。本校は運動クラブは大変盛んで全く問題ないのだが「文化系クラブ」が少なかった。
・ それで私は「特別強化クラブ」という方式で戦略的に資金を投資して生徒を集める作戦を取った。まず「吹奏楽部」である。これは立派に育ってくれた。指導者も大変良かった。今や生徒から「校長先生、男子生徒にも入るように薦めてください」と直訴されるくらい女生徒ばっかりのクラブになってしまった。
・ 次の強化クラブは「雅楽部」である。ここにも高価な楽器を順次揃えていった。衣裳などとても高価であるが神社神道の学校として学校行事にも大変な協力をしてくれており、とにかく形からはいるべく支援した。これが特別強化ということだ。本日ドーンセンターで行われた芸術文化祭日本音楽部門でも極めて格調高い素晴しい演奏をしてくれた。
・ 本当に立派なクラブになってくれた。嬉しい限りだ。これは3人の顧問の先生のお陰である。本当に頑張って頂いた。ここまで育てて頂いたのである。勿論外部の先生方を招聘して技術を指導頂いたからであるが校内の顧問教諭の力と姿勢が大きいのである。
・ 特別強化クラブを作ったからますます週末が忙しくなってきた。外部演奏会があれば必ず応援に出かけるようにしている。そして生徒に「必要なものはないか」と聞いてやるのである。これが大切である。今日の雅楽部も「先生、笙が欲しい」と言われてしまった。
・ さて次の強化クラブが4月からスタートする「茶道部」である。現在のところ高校2年生と1年生で34名の入部希望者がいるという。これに新入学生と中学生を入れればスタートしては大部隊になろう。
・ 促成であるが二人の女性教諭を茶道の先生のところに派遣して特訓をして頂いている。聞けば全く知らないというからこれでは新しい茶道部の顧問にはしんどいと考えたから先生方には申し訳なかったがお願いしたのである。お蔭様で立派な顧問先生が二人も出来つつある。
・ 外部の指導者はすでに決定している。河内長野市にご在住の玉永清枝先生である。表千家で大阪南部では大変有名な先生である。先生も満を持して本校生徒への指導開始を待っておられるのである。
・ 28日、先生から河内長野市で最大のお茶会を行うから来て欲しいとお招きを受けたので出かけた。先生は何時も私に着物を着て来るようにと仰せである。河内長野市の芝田市長や教育長も来られており予てより市長は存じ上げている。市長は私立高校の国語の先生であった関係から私との教育論が何時も弾むのである。しかし趣向の凝ったお茶会であった。このようにして武道館ソフトウエアの整備も着々と進んでいるのである。