2011年1月6日木曜日

23年1月6日浪速始動開始

遅れていましたがボツボツそのタイミングと考え、校長ウヲッチを衣替えして「校長の視点・論点」のタイトルで私の言い分を発信していこうと考えました。ただ昔の校長日記ほど時間は掛けないで私の思考の原点を発信する形にしたいと考えています。それは以前の校長日記は余りにも長いというご指摘が多かったからです。簡潔に書くことも腕の見せ所と考え努力しますが、書き出したら止まらない私ですから果たしてどういうことになるのか?昔の校長日記と言わば写真週刊誌的な校長ウオッチの中間に位置すると考えて頂ければ有難いと思います。文章が短くなればその分理解し易いように幾分激しい語彙が使われたりして・・・、又物議を醸すことになるのか。 長い文章があったり写真集であったり色々な組合わせになるかも知れません。又毎日の発信ということにもこだわっていません。新年を迎えて心新たにこのコラムをまとめることは実は私自身への戒めと覚悟の確認なのかも知れません。どうか宜しくお願い致します。

本校は本日から新年がスタート。全教職員元気に一杯に業務をスタートしました。私は午後一番に咲州庁舎移転となった私学・大学課に新年のご挨拶と新庁舎の様子見に出かけ、私学授業料無償化拡大のお話や新庁舎の使い勝手など私学課長と大いに話題が盛り上がりました。常日頃ご指導頂いているご担当の方々にもご挨拶が出来て大変ラッキーであったと喜んでいます。それにしても大変綺麗な執務環境であり38階から見る大阪湾は雄大でした。 たまたま本日は橋下知事が新庁舎での初執務ということで夕刊やテレビはその話題で持ちきりでしたが、これに関する視点論点は明日のコラムにでも。

年初の職員会議に当たり私はペーパーを用意し、特に「業務への姿勢」について話しました。その概要は校長公式メッセージにアップされています。特に立派な教師とは立派な社会人として初めて成立するなどの自称「木村語録」は厳しい内容でしたが、これも齢を重ねた者、又組織のトップとしての責務と考え、今後とも指導は厳しくしていくと私は強調しました。ベテランの先生が一線を退き総じて20代、30代の先生が多くなってきました。彼らに「社会の常識」を伝えねばなりません。 教師の常識は社会の非常識、社会の常識は教師の非常識と物の本にはよく見かける言葉ですが少なくとも本校の教師に限ってはそのようなことは言われたくないのです。

その一部を記載します。

2.教職員に送りたい木村語録の一部

* 立派な教師とは立派な社会人から生まれます。社会人として駄目でも教員としては立派というのは120%有り得ない話である。まず学校の先生である前に立派な社会人であることが必要です。
* 社会人としてまず最低限必要な条件は「挨拶のできることと礼節が分かっている」ことである。これは業種を問わない。まず全てはここから出発する。人間の魅力はその人間の持つ品格からにじみ出るものであることは間違いありません。
* 教師であることとは肩書きでも資格でもなんでもない。特に今日では誰でもが教師足りうる時代です。自らに恥ずかしくない教師像を追い求めて欲しい。その為にはまず謙虚さが必要であるし、一生涯勉強し続けないといけない。案外と先生といわれる人の中には教養が深くないし知識経験が少ない人を見かける。これでは立派な教師とはなりえない。単なる教員すなわち教える人の員数でしかないと思います。
* 明るくあること。心の中ではそうではなくとも外見だけでも明るくすること。又生涯身だしなみには気をつけること。そして何事にも感謝を表さねばならない。感謝の表現があるところにはどんな境遇でも陽が射し機会が回ってくる。厳しくされたら期待されていると思った方が良い。期待していない人間には人は厳しくしないものです。まだ成長すると思えばこそ厳しい指導があるものだ。
* 何事も自分でやろうとしなければならない。特に教職員においては部下に仕事を回すということはその業務形態から考えて有り得ない話である。教師とは生涯自分自身を鍛え続け、自ら手を下してやらなければならない職業である。
* 出来ないと諦め自身を袋小路に追い込み、自滅することは結局大いなる損失であり、誰も評価しない。素直にギブアップのシグナルを親しい友人や管理職に伝えねばならない。人の能力にはそれぞれ特徴があり誰もが同じようなアウトプットとなることは無いのである。頑張った人間はそれなりに輝いているものである。
* 若い世代の教員には「自分の仕事があるという幸せ」が本当の意味で分かっていないと思うが人間にとって生涯を通じての仕事があることほど幸せはないのである。仕事があるという喜びは人間としての全ての存在意義の根底である。自分の仕事を大切にして欲しい。そして仕事を通じて自己実現を図って欲しい。仕事のストレスは仕事を通じて以外に解決の方法は無いと思う。

又私は教職員から頂いた年賀状を手に年賀状の意味と組織人として年賀状は如何にあるべきかなど時間を使って感想を述べました。上司への年賀状の出し方が言ってみれば無茶苦茶なのです。一度は教えておかねばと思い、強制ではありませんが常識として伝えたかったのです。
大切なことは校長は何を考え、何を教職員に期待しているのかということを伝えなければならないのです。いずれも最高学府を出たインテリジェンスと言われる学校の先生です。トップが何を望んでいるかが分かればそれなりの対応をしてくれると思うのです。案外校長の中には自分の言葉で語ることをしない人が多いというのが私の率直な感想です。私はこれでもか、これでもかと思いを伝え考えを発信する手間隙を惜しみません。
朝一番に1月1日付けで新専任教諭に採用した3名の常勤講師と専任職員に昇格した派遣社員の1名に辞令を交付しました。お目出度いことです。中には年収が一挙に300万円以上上がる教員も居たりします。教職員の給与は総じて高いのです。この厳しい雇用状況の中で65歳まで働ける正規職員の切符を手に入れたのですからその分頑張って貰わねばなりません。やってくれるでしょう。大いに期待しています。