2011年1月26日水曜日

23年1月26日(水)志願書受付

 
  
                 




出願が終わって一安心、揃って中学校に戻ります。
・ 現事務長の功績は多いがこれもその一つである。本校は毎月「月次予算と決算」を行って「収入と支出」「手元資金」の状況を把握して、今後の小さい案件も含めて設備投資のタイミングを少なくとも法人スタッフと確認している。小さな私立高校でここまで徹底して行っているところはそう多くはあるまい。

・ 今月は12月分の月次決算を見て年度末3月末までの大きな収入と支出を考慮し次年度繰越金が対予算でどうなっているのか、その増減の幅と要因をチェックしたのである。面倒であるがこれは継続していきたい。9月の中間決算だけでは心配である。

・ 現時点で3月末には対予算+3000万円で推移していることが確実になり理事長としては喜んでいる。その要因は「入学試験の検定料」が大きく効いている。受験生が2400人も志願してくれているので検定料が2万円だからこれだけで4800万円のキャッシュが入ってくるのである。


・ さて今週から志願書の受付が始まっている。中学生が学校単位に集団で本校に受験番号を取りにくるのである。恐らく中学校から教えられているのだろうが、礼儀正しく素晴らしい。「しっかりやらないと合格しないぞ」くらい言われているのではないか。

・ 入試説明会で校長の顔を見知っているのか私に「笑顔」を返してくれる受験生もいる。可愛いものだ。受験票を手にした生徒は中学校に戻って先生に確認して貰って預かって貰うそうだ。そうしないとどこに行ったか紛失する生徒もいるという。中学校の先生も大変である。

・ 手続きには「写真添付」と検定料の「郵便局振込み証明書用紙」添付した志願書を提出し、その確認と引き換えに「受験番号を打った受験票」を切り離してお渡しするのである。正確には合否結果の郵便通知の切手代360円も含めた20360円の振込み証明書である。

・ 「受付」で重要なことは受験番号の管理である。二度打ちなどが有れば大変なことになるからここは受付を担当する教職員は神経を張り詰めてやってもらわないと困るのである。昨年まで実はシートは5枚もあって受験番号を打つ場所が5箇所もあった。だから受付時間はかかるしそれに二度打ちなどの危険性がなかったわけではない。

・ それで今年から全面的にフォームを改めて受験番号欄は2箇所に削減したのである。本校の広報情報委員長のO先生がすべて取り仕切って開発してくれた。有難い限りである。良い仕事をしてくれている。元々評価の高い先生であるが、もう少し評価を上げねばならない。


・ 一方振り込み証明のコピーが郵便貯金センターから日日単位で送られてくるからこれを累計すれば「正確な志願者の数」が我々に分かるようなシステムになっている。教育相談件数はあくまで相談件数であって全てが本校を受験するとは限らないからである。

・ しかし検定料を2万円も振り込んだらもう諦めて受験してもらわないといけない。ところが100%の受験生が来るかと言えば過去一人二人はこの段階になっても迷っている受験生はいるもので、その場合私は検定料をお返しするようにしている。

・ 例年教育相談件数から実際の志願者はある程度減少するのであるが今年の特徴としてその減り方が極めて少ないのである。授業料無償化の中で腹をくくっている生徒がほとんどということになるのか。

・ 2月2日が一応の願書締め切りということになっているが、どっこい併願から専願に切り替えるとかもあって入試広報室の事務処理は大変なのであるが、私は「嬉しい話だから前向きに対応するように」言っている。

・ 数が多いというのはそれだけ間違いのリスクは高いが前述したように「実入り」の話であり「嬉しい悲鳴」なのである。検定料の数千万円は大いに学校経営に寄与するのである。


・ ところで今まで教職員には「新人事制度」を何回も説明してきた。日本総研とタイアップして成案を既に得ている。「新校舎建設を目標」に我々の手で何としてもやりぬくという「決意と覚悟」のためにもう一段の人件費削減が避けて通れない局面であることを説明してきた。

・ 橋下知事は府の職員の人件費削減を更に3年延長してまで私立高校授業料無償化施策を打ってくれた。府立の教員と基本的に大きな差異があってはならないというのが私の考え方であり、組合もその考えではないか。

・ セイムワーク・セイムペイと言うが私立学校の土曜日勤務は相当きつい。仕事の負荷は公立とは違う。そこで私は一応の目安を考えているのであるが、具体的にはラスパイレス指数何処に持ってくるかという事なのである。

・ 私は来年度の入学者が実際にいくらになるのか最終的に確認して踏み切りたいと考えている。浪速中学校への入学者は昨年より1名増の122名だが結局クラス数は3クラスから4クラスとした。これによる経営費用は3年間で数千万の増となる。これは中学校発展のための過渡期の必要コストと考え決定したが、他で幾分なりとも財源を確保しなければならない。

・ 民主党政権みたいに財源のあてもないのに「ばら撒く」のでは先行きが見えなくなる。新経営計画完遂のためには決断しなければならない。教職員が頑張ってくれているだけに辛い話であるが、ここで1年でも2年でも「新校舎建設を急がねばならない」という思いが日に日に強くなってくる。

・ 又新校舎建設ごと考えていたが多聞尚学館の男子宿舎が老朽化してきた。今のすし詰め状態は「まさに蟹工船」である。浴場も外部にあるので特に冬場は大変である。何時かは新しい男子宿舎が必要になってきた。

・ 平成14年から一旦「踊り場」で停滞していた少子化の流れは又勾配が強くなってくる。後3年で間違いなく生徒数は減少していくだろう。それまでにインフラを整備しておきたいとますます思うようになってきているのである。
・ 新校舎が完成すれば教職員に還元することは考えている。今日の管理職の朝会で方針を示し、又午後には「職員代表」を部屋に来て貰って現時点での考えをお伝えした。最終生徒数が見えてきた段階で新経営計画の数値をシミュレーションして「幾ら溜め込むことが出来るのか」を見て最終決断する積りである。