2011年7月28日木曜日

23年7月28日(木)神社奉仕









・ 今朝出勤して直ぐに私は次のようなメールを全教職員に発信した。
 “前略 昨日自宅に帰宅したら某常勤講師の恐らく母君だと思うが季節のご挨拶の品物が届いていた。全く見知らぬお名前で当方は怪訝に思うと同時に大変困惑した。送られた場所とその姓から想像したが本校の常勤講師であることは間違いなかろう。ご本人が母親の名前を使って送ったものかどうか知らないがこういうことを絶対にしてはならない。「本校では教職員間の付け届けなどは絶対禁止事項」としている。即刻ヤマト運輸に「受領辞退」で送り先に返送する手続きを取った。今後こう言うことのないように。又「保護者からのいわゆる中元等の類も受領禁止」である。送られてきたものは「受領辞退」か、事務室に持参して返送の手続きを取ること。上記について管理職は徹底のこと。”
・ 上記メールを読んだのであろうが、私の想像した通り一人の常勤講師が部屋に入ってきて恐縮していた。私はやんわりと指導したのである。「本校はそういう学校ではない」と。一般教員や常勤講師が上司即ち管理職や学年主任、類コース長などに季節の贈り物をするような学校になったらその学校は「お仕舞い」だ。そういう時代ではない。
・ お母上も息子がお世話になっている学校と言うことでこのようなことをされたのであろうが、どちらかと言えば当方がしなければならないくらいのものだ。親族縁者ならいざ知らず息子の勤務先の幹部に物を贈る必要はまったく無い。

・ 時々このようなことがある。数ヶ月前にも専任に採用した教員の母親からさもくれてやろうと言わんばかりの品物が届いたことがあった。あの時は「憤激」したものだった。「なめるな」と言いたいところもある。

・ 去年か一昨年大分県で起きた事件はまさしくこの構図である。教育委員会の幹部に付け届けをして採用してもらったり管理職にしてもらったりするような「民度」の低いのが案外学校社会なのだ。本校は絶対にこのような学校にはしない。


・ 部室周りの工事が順調に進められている。公的な検査は昨日の時点で終了した。後はこまごまとした周辺工事である。今日は「階の木」が植樹された。そして「さざれ石」が正式に設置された。土間のレンガの埋め込みも今日からスタートした。想定を超えたスピードである。

・ 8月22日に理事長完成検査と決めているが早めても良いかもしれない。又隣地は墓地なのでこの際私は「遮蔽の壁」を設置した。武道館や部室周辺に来た人の目にお墓が目に入るのもどうかなと思ったのである。それにいくらかでも学校の騒音を消したいと考えたからである。

・ 又今まで校庭のあちこちにあった「記念碑」の類も一同に集めて設置した。これで諸先輩が残された碑も息を吹き返したことになる。喜んでいただけるのではないか。それぞれの時代、時代の思い出が詰まったものだから処分と言うわけには行かない。

・ 中でも第七代校長の平石芳太郎先生を顕彰する記念碑は未来永劫大切にしなければならない。大変立派な校長先生で私は別格と思っている。この先生の事は別途「本校の歴史」で詳細記録に留めたいと思っている。


・ 午後から私は「神社奉仕」で頑張っている生徒の激励に出かけた。場所は阿倍野区にある「阿部王子神社」である。生徒25名と教諭1名が本日奉仕してくれている。この神社はかっては安部王子神社と言い熊野神社の分霊者である九十九王子の一つである。

・ しかし陸渡御は今や「自動車行列」となっており、神輿の移動は車を使い、お旅所で下ろして今度は本校の生徒が担ぐのである。ここのまま行くと何十年後には神輿を担ぐ若者も今以上に少なくなるから、このような日本の伝統行事が生き延びて行くのか、いささか気になっている。
・ 私は生徒に「お昼は食べたか」などと聞きながら生徒の顔を注意深く観察した。今日は暑い日であったが25名の生徒は皆元気で安心したのである。とにかく「神幸順路」の地域がとても広くてこの神社のご奉仕は重労働であることは間違いない。

・ 私はかねてから存じ上げている宮司にご挨拶し、生徒に頑張るように激励した。お祭りの関係の皆様から「今年の生徒さんは素直だし良く働いてくれる」とお褒めの言葉を頂いた。こういうのは本当に嬉しいものだ。



・ お茶室洗心亭に伊勢修養学舎で内宮さんから求めてきた掛け軸の「天照大御神」のお軸をかけた。琵琶棚の小さな「さざれ石」と共に本校のアイデンティティを示すこの軸は未来永劫この部屋を息吹かせてくれるはずだ。

・ 当初考えも及びつかなかったが禊ぎの途中で「そうだ。天照大神様の掛け軸だ」と思ったのである。杉の板戸には「古事記の世界」が彩色豊かに描かれている。もう一つの板戸には「大祓詞」が墨痕鮮やかに書かれている。

・ 隣の大広間では雅楽の音色が鳴り響く。当に洗心亭は完成されたものになった。「古事記」「大祓詞」「天照大御神」「さざれ石」4点セットの完成なのである。私は10月29日(土)「お茶室開き」を行う。大阪中のお茶人をご招待して「一大茶会」を催すのだ。秋も忙しくなってくる。頑張らねばならない。


・ 大変お世話になっている大阪天満宮の神職のお方の父君が亡くなられ先ほどお通夜から帰ってきた。正式には「通夜蔡」という。神社神道の学校に勤務して以来このような神式の祭事が極めて多くなった。色々と勉強になる。