2011年7月18日月曜日

23年7月18日(月)なでしこジャパン





 ・ 朝9時06分硬式野球部の監督から電話があって今日の試合は朝から全面中止となったとの知らせがあった。 そういう訳で私は本日午後から舞州球場で行われた夏の甲子園大阪大会の応援に出かける予定がキャンセルされて予定が空いた。

・ 台風6号は大きな勢力で日本列島に近づいており、大阪では朝から雨も降っており今日は静養日とした。しかし気になるのは明日から始まる「伊勢修養学舎」である。今のところ厳しい情勢である。

・ ひょっとしたら第一班は中止になるかも知れない。もしそうなれば一班の生徒は来年となる。来年の一年生と合同で参加することになるのだ。本校では必ず卒業までに参加させることになっているからだ。それくらいこの行事は重要なものである。

・ 高等学校の校長として甲子園出場をかけた府の予選大会は特別なものがある。応援者がスタンドに入るには有料であるが学校長は身分を示すリボンが高野連から渡され無料である。そういうものだろうと思う。

・ 対戦相手は府立の布施高校であった。伝統校であり野球は強い。果たしてこの順延は吉と出るかどうか。しかし何時も思うのであるが野球人気は根強い。最近でこそサッカーやラグビーが人気を得てきているが歴史を言っても野球人気が底堅い。私立、公立硬式野球をやっている「高校球児はとにかく多い」のである。

・ ベンチ入りできる人数は限られているがレギュラーになれなくとも野球部に籍をおいて3年間を過ごす。立派だしこの3年間で球児は鍛えられる。だから根性の据わった良い男子が多い。

・ 私はスポーツをする高校生をいとおしく思う。彼らのために何かをしてやりたいと何時も思う。「浪速ふくろうスタジアム」の建設もその目的であった。野球部と双璧のサッカー部も今朝の「なでしこジャパン」の活躍をテレビで観戦したことだろう。

・ 誰が名づけたのか私は調べたが日本サッカー協会が2005年に公募した中から命名し「登録商標」も取っているそうだ。「なでしこジャパン」のことである。山野に自生し高さ50センチ程度の多年草で種類は色々とある。まあ言ってみれば雑種なのだろうが色はピンク他多くあって日本女性を昔から表現してきた言葉である。

・ 例えば「大和撫子(やまとなげしこ)」と言い、「日本女性の凛として清楚な美しさ」を表現する言葉だがイメージ的には「強さ」みたいなものはこの“なげしこ”からは感じられない。しかしなでしこジャパンは強く粘り強かった。

・ 明け方からテレビに釘付けになった。サッカー女子ワールドカップ決勝戦で相手は世界トップのアメリカである。今まで勝ったことのない強豪中の強豪である。試合は白熱した良い展開でまさに「死闘」というに相応しい名勝負だったと思う。

・ 15分ハーフの延長戦でも決着が出来ずに遂にPK戦に突入した。テレビでその様子を見ていた私は「この勝負、これは日本の勝ち」だと予感した。それはアメリカチームから気迫が伝わって来なかったからである。
・ まさかこの「小柄な日本チーム」が0:1で1:1に追いつかれ,延長戦で2:1にしたら又ぎりぎりで2:2に追いつかれたのだ。そしてPK戦である。まったくアメリカはこのような展開を想像もしていなかったに違いない。どのスポーツでもそうだがこのように「ひたひた」と追いつかれてくるのは本当にイヤなものだ。

・ 延長戦終了時点で勝負は既に終わっていたのだ。まず最初のアメリカのキックの選手を日本のキーパーが脚で防御した。このプレーは印象に残った。私はサッカーは知らないがPK戦でも野球でも先に点を取る効果は大きい。
・ この瞬間勝利の女神は日本に完全に傾いたのである。何と2本目のアメリカはネット上に蹴るなど明らかに動揺していた。もうメロメロという具合で完全に日本側に風は吹いたのである。

・ しかしあの「澤という選手」は素晴しい。キャプテンだと言うが求心力のあるまとめ役で今大会も5得点というから人柄だけではなくて実力も群を抜いているのだ。このように時代の変わり目にはこのような「天才肌の選手が歴史の一頁を塗り替えていく」のだろう。

・ 「ハイ、澤選手には最低でも3000万円」くらいの報奨金を出すべきだ。その他の選手には最低でも1000万円だ。それくらい出してやれと言いたい。東北大震災で国難に陥っている「日本の力、日本人の粘り強さ」を全世界に見せ付けたのである。大きな価値ある優勝であった。

・ 管総理は応援に行きたかったらしく側近がアレンジしたが結局取りやめた。私はどうして行かなかったのだろうと不思議でならない。優勝した瞬間「ピッチ」に降り立ってなでしこジャパンの選手の背中でも抱けば又管バッシングも風向きが変わったかも知れないのに。

・ 福島原発を放りだして何をサッカーの応援だと文句を言われるのを敬遠したのだろうが逆だ。世界は日本の総理が直々応援に来たとなれば原発も落ち着いてきたのだと安心するのではないか。現実原発の状態は落ち着きつつある。今問題になっているのは牛の内部被爆の問題でこれは所管の大臣に任せておけば良いではないか。

・ ただ今までの「人気取り政策」が世の批判を受けてきただけに又「パーフォーマンス」と全くの逆効果を生んだかも知れないが、もうどうでも良いではないか。今が底だろう。これ以上は落ちないのだから勝負に出るべきだったと私は思う。

・ 早速今回のなでしこの活躍をたたえて各局は「なでしこ特集番組」である。暫くはこれ一色だろう。「澤選手の秘めたる生い立ち」「佐々木監督夫妻のなれそめ」とどうでも良いような番組が続くだろう。

・ そして選手諸君は一躍大スターとなってテレビ出演の梯子となる。そのうち選手を辞めてテレビタレントに転進する人も出てくるのではないか。そして戴いた賞金で整形手術などされるとのではないか。それも良いが問題は次の世界戦である。本当にサッカー大国になるためには今からが重要で次の試合が大切だ。

・ しかし「女子力」はすごい。男は駄目だ。女には勝てない。今日本は女性の力で持っている。私はこれからの日本は女性の力でリードされるべきだとも感じる。「天照大神」様も「卑弥呼」も女性だった。古来日本は女性がリードしてきた歴史がある。原点にもどろう。「力のない口先だけの男は女の蔭にすっこんでおれ」と言いたい気がする。