2011年7月16日土曜日
23年7月16日(土)1学期終業式
・ 遂に「1学期の終業式」となった。4月以来4ヶ月弱だが私立学校では1月からカウントした方が感覚があう。入試、卒業、入学と例年と同じサイクルであるが公立と違って私立は生徒数が運命を制するくらいの重要数値だから「1年入学生は何名?」などと余計に神経を使う半年間であった。
・ 今年の高校1年生は「一体全体どのようなタイプか」が教員の関心事であり、1学期の4ヶ月間はその見極めと早く高校生として着陸して欲しいと思う1学期なのである。要は「中学生気分は早く捨てよ」ということだ。
・ だから1学期の終業式を向かえると、「ホッと、一息」というのが偽らざる気持ちである。元も先生方の忙しさは今後も続くがやはり正規の授業が終了したとなれば幾分神経の張り詰めも違ってくるからお顔には何か余裕みたいなものも感じられる。
・ 7月一杯は「多聞尚学館」「学校での夏季講習」「部活動合宿」など予定は目白押しである。逆に夏休みの方が忙しいという教員もいる。夏休みについて世間には良く誤解されている方が居られる。
・ 「学校の先生は良いですね。夏休みが長くあって・・・」と言われるがトンでもない話で「夏休みは生徒の夏休み」で教員は勤務が通常通り続くのだ。確かに昔は生徒に合わせて長い休みを取っていた無茶苦茶な教員も居たが今やそういう人も居なくなった。
・ 教員には様々な特権が与えられており「自宅研修」というのがある。要は勤務場所を離れて研修することなのだが、名目上は研修であるが、ただの休みだったり、酷いのになると旅行に行ったりすることが一時期府内でも大きな問題となった。
・ オンブズマンなどが見張り、「あの教師は研修と言いながら自宅で車を洗っていた」とか「コーナンに買い物に行っていた」とか言われたものだから最近では公立でも「宅研」を申請する教員は少なくなったのではないか。
・ 本校は8月3日から10日間の「夏季リフレッシュ休暇」を制度化しているのでこの間は学校は基本的に閉鎖である。これは教職員にとって「つかの間の休息期間」であり、皆さんこれを楽しみに7月一杯頑張ってくれる。
・ 昨日の1学期最後の職員会議で私は教職員に1学期の頑張りに感謝と慰労の言葉を述べた。特段大きな問題はなく粛々と進んだが検討を進めてきた9月の「スクールサマータイム」を実施する最後の確認を教務部長の資料で行った。
・ 学校は9月1日から15日まで8時20分登校、8時25分1限目の授業開始と40分授業で6限までとする。8時10分始まりとか1日5限とか様々な意見が出たが、生徒や保護者の様々な意見を集約した案とした。
・ これで短縮した授業時間は8月盆明けの22日からの授業を4限から5限にすることや12月の授業日数を増やすなどで対応する。今回のサマータイムでエアコン使用時間から計算すると1教室あたり最大22%の節電になり自習教室の開設など入れても学校全体で約10%程度の節電となるはずである。
・ 政府からの正式要請を受けて関西電力さんも正式に節電依頼が来た。何と夏季(7,8,9月月の最大需用電力が前年同月の最大需要電力を下回るとそれに相当する電気料金をその翌月に割り引いて頂けるらしい。
・ 本校の電気使用量はこの6月の例で言うと住吉区の本校で44429KWH,多聞尚学館で2410KWH,ふくろうスタジアムで1400KWH,浪速武道館で4278KWHとなっている。月間支払い料金は1438275円にもなっている。
・ 昨日の職員会議で私は以上の数値を明らかにして特に「部活動におけるエアコンの使用に制限」を加えた。特に問題となったのが武道館である。代わりに「大型扇風機」を用意することも示した。
・ 私は費用の問題ではなくて「エネルギーへの視点」は教育に直結していると思うからである。電力は無尽蔵ではなく限界があるということを今日的若者に教えなければならないと思うからである。
・ 朝一番に高校3学年の学年主任を呼び卒業アルバムについて指導を加えた。3年生のアルバム担当は昨日の私のブログを読んで顔色が変わったと言う。一枚も芸術鑑賞会の写真を撮っていないと言う。私は担当にも厳しくチェックを入れた。
・ ついで19日からの高校1年生の「伊勢修養学舎」の対応方針を管理職で確認した。台風が近づいてきており特に第一班について様々なケースを想定して作戦を練り、本日1年生には周知徹底することとしたのである。
・ 1限、2限と授業をして3限目は本校の伝統行事である「神前奉告の義」があった。必ずし終業式には祈願と感謝の言葉を述べるのである。その後普通は校長の話があるのだが「熱中症対策」として生徒は再度教室に戻させた。
・ そして私は校長室から校内放送で生徒に話をするのである。まずスクールサマータイムの件、そして高校1年生には台風6号によっては伊勢修養学舎行きの予定が変更になるのでその辺の段取りを知らせた。詳細はプリント持ち帰らせる。
・ その後夏休み中の注意事項などを話して終業式は終了した。その後はホームルームとなり担任から更にこまごまとした資料や「1学期の成績表」が配られたりする。生徒にとっては有りがたくない成績表であるがこればかりは仕方がない。必ず親に見せて印鑑を押してもらい2学期の初めに学校に提出である。赤点を取った生徒は憂鬱に違いない。
・ この間高校3年生を中庭に集めて「卒業アルバム写真の撮影」である。高校3年生にとっては受験勉強で厳しい夏休みとなるが頑張って欲しい。何時も感じるのであるが、もう卒業アルバム用の撮影だから生徒の心中察するに余りあるものがある。顔は笑っていてもどこか寂びしそうに見えた。