・ 今日の法人朝会は8時10分から行った。9月も終わりに近づいたので「東日本大震災の義援金」の残余金の処理について結論を出した。すでに大口は済ませ、様子を伺っていたのだがボツボツ最終判断しなければならない。残預金はまだ122万円あるが、これを他の目的に流用するわけには絶対に行かない。
・ 結果的に「仙台育英高校に100万円」寄贈し、残りは「日本赤十字社」を通じて被災されえた皆様へ送金することを決めた。仙台育英、有名過ぎるくらいの学校であるが今回の災害で全校者が駄目になり全面的建て替えを計画しているとのことであった。
・ ネットで全国に広く寄付金を募っていることを知り、同情を禁じえない。同じ私立学校として幾ばくかの支援になればと考え決めたのである。又何時か同じような目に本校がなった時に仙台育成さんは本校を支援してくれるだろう。「武士は相みたがい」である。
・ 本日は「第37回陸上競技大会の日」であった。高校生は直接会場となっている長居陸上競技場に向かう。例年と比べて少し集合時間を早めた。生徒数が多くなって時間がぎりぎりとなりプログラムを終えない可能性が出てきているからである。
・ 加えてもう一つの理由は会場となる周辺には公立、私立多くの学校があって丁度駅や周辺の道路で複数の学校の生徒と本校生徒が「ガチンコ」しないように時間差をつけたものである。「メンチを切ったとか、切らないとか」、時に高校生はしょうもないことで他校の生徒とトラブルものでそれを危険予知して避ける様にしたのである。
・ 私は会場で顔を合わせた生徒指導部長に「どうだった?」と聞くとこの先生いわく「全然問題になりません。本校の生徒は見ても直ぐ分かるくらい公共心や身じまいが良くて立派でした」と言う。
・ まあ「身びいき」もあろうがこの話を聞いて私は嬉しくなった。確かに本校の生徒の特に女生徒の最近の制服姿は立派である。極端にスカート丈を短くしている者も居ない。「女生徒の姿を見ればどの学校の生徒か直ぐわかります」と先の生指部長は自慢して言っていた。
・ この生指部長、今年で2年目である。最近では生徒のあだ名は「あじみ先生」とか。味見の「あは挨拶のあ」「じは時間厳守のじ」「みは身だしなみのみ」と何時も朝礼などで言うものだから有名になってしまった。
・ 公立の名門、岸和田高校卒で大阪市立大学理学部数学科卒だ。昭和57年本校に採用された。キャリアは立派である。十数年も理数科長を務めていたが、私の判断で生指部長に就任して貰った。このアイデアはずっと伏せておいてある日突然に管理職にオープンにした。
・ その時の皆の顔を今でも忘れることが出来ない。「唖然」と言う感じだった。暫くして管理職が部屋に入ってくると「素晴らしい人事です。恐れ入りました。・・・」と言う風に言ってくるほど「意外性」の人事だったと思う。
・ しかしどうだ。2年経って素晴らしい生徒指導部長に育ってきつつある。このように「人は人事で育つ」ものだ。これが民間の「人材育成の基本」なのである。仕事を変えなければならない。民間も校務員もキャリアは大体3年で仕事が変わっていくのが普通である。
・ 変る事によって環境も付き合う人々も、顧客も同僚も上司も全てが変る。言ってみれば「一からの出直し」なのである。往々にして「前の部署では仕事は出来たが新しいところではさっぱり」と言う例は多い。
・ 今までは人の担ぐ御輿に乗っていただけの人であれば直ぐに「馬脚を現す」ものだ。又上司も全く異なる視点でその人物を見るから前の上司に評価されていても新しい上司にはボロクソに言われるケースもある。
・ 結局「自分ひとり、実力を磨いていく」しか方法は無いのである。この生指部長は前のままではどうしようもなかったろうと思う。理数科のことしか知らないでは駄目だ。若い時はそれで良いが50歳を超えて「これだけ」では「つぶしが利かない」と言われる。
・ 本校で最も勉強の出来る理数科の生徒だけしか視点になかった人物が分掌を変えて生徒生活指導部になってくると全校生徒が相手となる。果たしてこの人事はどうだったのかという問いだ。中島誠之助さんではないが「良い仕事をしていますねー!」だ。
・ この先生は「憎めない面」があって分掌の多くの先生方の信頼を得たのだと思う。多くの先生がこの部長を支えているのが直ぐ分かる。そしてこの先生は決して分掌の先生の批判をしない。何時も私に「皆さんのお陰で・・・」と言うのだ。私は人間的に大きく成長してくれて大変この人事の成功を喜んでいる。
・ 陸上競技大会の方は天気が良すぎて「熱中症」を心配するほどであった。本校は体育祭」ではなくて「まさに陸上競技大会」である。素晴らしい長居陸上競技場を使って本格的にタイムを取る競技大会である。
・ 3年前までは中学合同でやっていたが中学の出番などは少なく手持ち無沙汰が目立った。それに中学校で「体育祭(運動会)」が無い学校は無い」と私の強烈な指導で中学は本校のグランドで体育祭をやるようになったから陸上競技会は高校だけである。
・ 種目はトラックとフィールドに分かれている。しっかりと記録に残す、本格的なものである。「陸上の100メートルだけは全員参加」である。三段跳び、走り幅跳び、走り高跳びがあって1700人の高校生だから正直運営は大変であるが教員が手分けして見事に遂行してくれた。
・ 体育科が全員一致でY教諭の仕切りの元、本当に頑張ってくれる。こういうのを観ると私は「体育科を何時も大切に思う」。それに全教員が持ち場で生徒の為に一所懸命だから見ていて気持ちが良い。今日も最高だった。言うことなしだ。
・ 特に「開会式と閉会式」が良い。「初めと終わりが締まっていないと学校行事は駄目」だ。そう言う意味でこの陸上競技大会はほぼ完成されたものになってきた。後は「2月の耐寒行事」だ。これはまだ完成度が低い。
・ 私は生徒の活躍を見ながら声援するだけであるが見ていて楽しいものだ。時々ピストルで号砲を放つ。ところで今日はある女性の先生から間違って「山村先生、ヤマムラセンセーイ」と呼ばれたのがショックであった。私は木村だ。似通っているが山村ではない。どうも体型が似ていたらしい。自分では似ていないと思う。
