2011年9月22日木曜日

23年9月22日(木)秋季例祭









・ 台風15号の爪あとは全国に広がったが本校および生徒には被害もなく「秋季例祭」の日を迎えることが出来た。朝の内はまだパラパラと小雨があったので生徒は教室で参拝し、神職の祝詞は屋根のある南館ピロティを使うべく準備をしていたが、9時前には雨もなくなり急遽私は「本来の形」でと指示を出した。

・ 準備を進めていた教員や校務員さんには会場の設えで迷惑をかけたが、年に2回しかない本校の最も重要な行事である例祭だから私はやはり形を重んじたのである。幸いその後は雨も無く、又風が時々中庭を通り過ぎて「台風一過爽やかな秋祭り」となった。

・ 学院神社前でお参りしながら、私は平成19年の秋祭りを思い出した。あの時は朝からムシムシとして気温も急上昇し、生徒が「熱中症」でバタバタと倒れ学校は大混乱に陥ったのである。

・ 又平成21年の例祭は「新型インフルエンザ」で学級閉鎖が続出し準備も十分なものは出来なかったので「ミニ浪速祭」として強行した。あの時は辛かった。今となってはどちらも「遠い思い出の中」に入ってしまった。

・ しかし大いに学習しその後の式次第などは大いに工夫してトラブル無く昨年の例祭も終わった。私としては春の例祭よりも規模も大きく生徒が楽しみにしている「秋の例祭とセットの浪速祭」を快晴の天気の中で実施してやりたいと念願していたが何とか今年は久しぶりに盛り上がりそうな浪速祭となりそうである。


・ 「秋季例祭」では生徒のざわつきが無かったように感じた。又生徒全員による「浪速生活の綱領」奉唱が大変良かったと思う。これも学校教育改革の一環で私が導入したものだ。神社神道の学校であるにも関らずこのようなものさえ無かったことが正直驚きだった。

・ 結局内部に居るとこのような発想さえ出て来ないのである。全くのずぶの素人が学校に落下傘で乗り込んできて「学院神社拝詞」と「生徒の浪速生活の綱領」を定めたのだからおかしなものである。

・ 定めてから3年、学校のものになりつつある気がした。奉唱する生徒の声が出ていて、何かハーモニーしているようだった。又「雅楽部」の演奏も雰囲気を盛り上げてくれて大変良かった。今や本校の雅楽部は一般の神社の雅楽と遜色は無いと言ったら少し誉めすぎか。

・ 第一「正装束」が決まっており、形は演奏の腕も上げる。人は見てくれではないというが、トンでもない話で「人は外観、見てくれ」だ。楽器の購入や装束など費用もかかったが「さま」になってきているのだ。「10月29日のお茶席披き」でも演奏してくれるそうだから嬉しい。このように学校が支援の姿を示すと生徒は確実に答えを出してくれる。

・ 今年の例祭は名誉理事長、理事長職務代理、PTA会長。同窓会会長と4役が勢ぞろいしてくれて花のある例祭となった。お忙しい中を駆けつけてくれた4人の方々に感謝だ。皆さんすべて「現役」でお仕事もあったがこのように駆けつけてくれるところに今の浪速の力がある。

・ 浪速祭では本校PTAは大車輪の活躍となる。まず新築なったカフェテリアで伝統の「浪速粥」が出店される。又ハイライトは何と言っても「PTAバザー」である。今日も午後から実行委員会の皆様が集合して品物の陳列にあたっておられた。過日の実行委員会で500万円の寄付を頂くことが正式に決まって入金があった。幸せである。


・ 秋季例祭の後は高校自治会、中学生徒会の代表を壇上に上げて「直らい」として「ノートブック」が校長から授与された。ちなみに教職員への直らいは昼食のお弁当が配られる。その後校長講話となり最後に生徒の手による「浪速祭開会宣言」があって生徒は明日の準備に入るのだ。

・ 浪速祭も第45回とあるから45年間続けてきたものだ。本当にすごい。公立学校の文化祭などとは規模が全然異なる。生徒、教職員、PTAが一体となって取り組む。模擬店だけで12店もある。

・ 従って通常のコンセントだけではドロップするので今日の午後から電気工事屋さんが入って新たな別電源を用意するのである。生徒は雨で遅れていた呼び込みの看板つくりを必死になって作っていた。

・ 今年のキャッチコピーは「なにわらう」「笑顔の力は無限大」だと自治会の生徒から報告を受けている。すべて生徒が判断し決めてくるものである。私はただ「良いね」と誉めるだけだ。生徒は中々賢いと思う。素直なところが大変良い。


・ 集会が終わったあと事前に要望されていた卒業アルバムの写真撮りである。今年は当然武道館の玄関「武の看板」の前とした。毎年毎年卒業アルバムの校長写真は気を使う。やはりその年度の大きなエポックを表す様な場所にしたいからである。

・ 今年の浪速祭は新しく茶道部がお茶席を設けてくれる。武道案の洗心亭だから10月の正式なお茶席披きの前哨戦となろう。楽しみである。とにかく生徒数が中高で2000名を超えているから正直大変なのだが生指部の教員が目を光らせて問題のないようにしてくれているから安心である。

・ 私は明日は9時から中学校の合唱コンクールに行かないといけない。やはり校長が行ってあげると特に中学生は喜ぶ。昨年もフルに居たのであすもそのようにする積りである。



・ 写真撮影が終わった後、軽音楽部に楽器の贈呈式だ。先に完成したクラブ部室に加ええて今度はドラムやシンセザイザーなどのプレゼントだ。今まで軽音楽は吹奏楽部の陰に隠れてまったく支援して来なかった。

・ 守旧派には軽音楽など不良っぽいのがやるものだと思う人は居るかも知れないが、今や高校生には軽音楽派が多い。私はやるならしっかりとちゃんとした形でやれば良いと考え正式にクラブとして認知したのである。生徒の喜ぶ顔を今思い出しているが、本当に良いことをしたと思う。
・ 教職員に伝えておきたいのだが本校の学校行事で入学式と卒業式を除いて重要なものを挙げればまず高校1年生の「伊勢修養学舎」が来る。その次がこの「秋季例祭とセットとしての浪速祭」だ。そして「春季例祭」の順番だろう。

・ 最期に来るのが1月の「新春拝賀(始業)式」となる。本校は神社神道の学校であると言うアイデンティティを体感するのがこれらの行事である。そういう積りで例祭に臨んで欲しいのだ。まずこの日は「服装を正して欲しい」と思う。