2011年5月28日土曜日

23年5月27日(金)本校の歴史その11「学校法人名の変更」



昭和26年最初の看板
「浪速学院」


旧本館の何と素晴らしいことよ
大正12年から昭和37年まで使用された
見えにくいが浪速学院の看板がかかっている

・ 正門西側コーナー塀のところに学校法人名「浪速学院」の看板が完成し昨日設置した。十字路交差点の角にあり4方向からの車からも大変良く見える。ご通行の方々や赤信号で停車しているお車からも大変良く見えるだろう。

・ これで浪速学院の看板は二つ目である。第1号は「浪速武道館の正門右側」に設置し武道館の竣工式にご披露申し上げた。今のところこれ以上法人名の看板を設置することは考えていない。法人名というよりやはり学校名が大切であり重要だからである。

・ しかしこの学校法人名の変更に関して私は大変に気を使った。今でも幾分心が痛む。それは神社界の皆様のお気持ちを考えるからである。良くぞ気持ちよく認めて頂いたと思う。

・ 外部から参入し、たったの4年の勤務やそこらで「よくぞ、法人名を変更したいと言った」とは思われるだろうが、それを受け止めて頂いた大阪府神社庁の皆さまの「大きな心」にただただ感謝するばかりである。

・ 大阪府神社庁庁長からは「創業の原点に立ち戻って再出発するという覚悟の意義付け」のご指導とご支援を頂いた。また理事長職務代理の力強いご支援もあった。この4年間の「学校改革」を評価戴いたからこそのご了解であったと思う。

・ 戦後新たに出発した浪速高等学校、浪速中学校を継承した最初の法人名である「浪速学院」の名に恥じないように頑張るだけである。私は本校に勤務している教職員と心を一つにして浪速学院の発展のために頑張って参りたい。

・ 以下に本校の簡単な年表を整理してみた。

    明治15年(1882)皇典講究所大阪分所設立

    明治41年(1908)神職養成のため講究所内に大阪国学院設立

    明治43年(1910)財団法人大阪国学院改組設立を文部大臣より認可

               大阪市南区天王寺夕陽丘555番地に置く

    大正 5年(1916)大江神社下に大阪国学院学舎建設 80名入所

    大正12年(1923)大阪国学院、中学校の設置出願 許可 神道科併設

    昭和 7年(1932)浪速中学校後援会結成

    昭和 9年(1934)室戸台風 浪速中学校校舎倒壊 新校舎建設へ動く

    昭和17年(1942)神職養成のため浪速中学校の一部学舎を利用して放課後教育し昼間は神社で実習すると言う定時制的な意見が評議員会で開陳される

    昭和24年(1949)国学院事務所を福島区天満宮上の社に置く

    昭和26年(1951)私立学校法により財団法人大阪国学院は学校法人浪速学院を設立し浪速高校、浪速中学校を継承

    昭和27年(1952)浪速学院神道教育復活

    昭和34年(1959)国学院事務所を天王寺区生玉町の大阪府神社庁内に置く

    昭和48年(1973)浪速高校創立50周年式典

    昭和59年(1984)学校法人浪速学院は学校法人大阪国学院と改称

               財団大阪国学院は神職養成機関として認定

    平成7年 (1995)阪神淡路大震災

    平成20年(2008)学校法人大阪国学院は千早赤阪村に「多聞尚学館」を開設

    平成22年(2010)財団法人大阪国学院設立百周年

               学校法人大阪国学院は堺市南区に「浪速ふくろうスタジアム」を開設

               学校法人大阪国学院は本校に「浪速武道館」を建設

    平成23年(2011)東日本大震災
               学校法人大阪国学院は学校法人浪速学院と改称


・ しかし昔の本館の外観の何と素晴らしいことよ。大正ロマンが感じられる建物である。

これからすれば今の本館は何か物足らない感じである。旧本館のてっぺんに立つ「塔」が素晴らしい。

・ 実は昨日から新校舎の設計をお願いする設計事務所のエンジニアとお会いしている。昨日が3社で本日が1社であった。この4社から選ばせて貰おうと思っている。それも出来るだけ早くと担当は急かすが私は「命の新校舎」だから慎重に見極めたいと思っている。

・ 各社さん、実績は申し分のない会社ばかりであり、あとは「気風」というか「相性」というか施主との関係性だけだろうと思う。新校舎を使うのは先生方であり理事長ではない。教員の思いを大切にしてくれる設計者を望んでいる。

・ 新校舎のキーワードを思いつくままに:

「光と風」「中層と高層建物の組合せ」「レイアウト」「学院神社の配置」「シンボルの塔」「プールの位置」「大型バスが一台校内に入るか」「講堂の設計(階段椅子、アコーディオン方式の椅子の格納)」「地下部屋の設置」「外周塀の更新・・外部への開放」

「第二正門の設置・・救急車輌、来客」「エレベーター台数」「クスノキの植樹」「テニスコートは何面取れるか」「屋内テニスコート1面でも」「教室は今よりも広く」「一足制か二足制か」「IT武装された職員室と教室」等々だ。新校舎建設チームは検討をぼつぼつ急がねばなるまい。

・ 昨日も設計会社さんへ申し上げたのだが、冒頭の「光と風」は深い意味がある。単なる採光と風通しだけではない。光は「未来であり希望」だ。風は「進化であり変革」である。私のブログを読まれるなら読みきらないといけない。

・ 旧制浪速中学校を基点として100年が経過した。現在の浪速高等学校が21世紀に生き続け200年の歴史を刻むマイルストーンが新校舎である。私は先頭に経って新校舎の完成まで全力で邁進する。