2011年5月21日土曜日

23年5月21日(土)新校舎への夢が膨らむ



現在の北館窓から入る日差しが優しい


巨大な鉄骨
・ 新校舎は「高層ビル」形式とする。虎の子の運動場をこれ以上狭くはしたくないからだ。理由のもう一つは今の校舎の有る場所に「近接して新校舎を建てる」ことになるからあちこちに分散する郡有校舎(?)は考えられないからである。

・ 集中し「巨大な校舎を二棟」まず作ることから始まる。残念だが「中廊下方式」とせざるを得まい。理想的には「片側廊下方式」が「採光」や「風通し」から良いのは分かっているが「背に腹は変えられない」のである。採光や風通しは「設計によって工夫」が可能である。

・ それにしても今私の執務室がある「北館」はもう40年以上の建物だが天井が高くて窓が大きくて光が一杯に差し込んでくる。この光景を見ただけで何か「心も体も生徒は健康」になりそうな校舎であり、新校舎も何とか「光と風に富んだ校舎」としたい。

・ そうだ、キーワードは「光と風」だ。近い内に設計者との面談があろうがその時にこのブログを読んでいないような設計者は「失格」だ。施主の思いを大切にするような新進気鋭の感度の良い設計者を期待している。

・ 本校はお金持ちの学校ではないから「安藤忠雄先生」みたいな立派な有名な建築家にはお願いできるほど余裕はない。だけどまだ世に出てはいないが才能に満ち溢れた若き建築家は要る筈である。私は担当に洗心亭に古事記の世界を描いて貰った画家先生みたいな人を探して来てと言っているのである。

・ 新校舎建設チーム員が大阪市立西高校を見学に行ってくれ、その報告を聞いた。大いに示唆を得た。こころから西高校には感謝申し上げたい。ところでこのチーム長のY教諭は大変立派な教師なのだが時々「足らない面」があるのでその都度私は指導している。本校の将来の幹部候補の一人であるからだ。

・ 候補はそれ以外にも一杯いるので単なる候補なのだが、私は特にそのような候補者には厳しい指導を加えている。今回も「視察報告」と出張報告書にあったが、この視察報告と言うのは頂けない。その昔私が企業時代にも同じようなことで上司から指導を受けたことがあってその分余計に敏感になっている。

・ 「視察」とは上司とか大学教授と社会的にも高い地位にある人に「観て貰って考えて貰う」ことを言うのであって「高層校舎を見せて貰って勉強する側の人間」が使う言葉ではない。ここは「見学」でなければならない。「見学報告書」である。

・ このように教員と言うのは基本的に「書いたりするレポートの類は苦手で表現方法も下手」である。こういうと社会の人々は「エー、学校の先生が報告書や表現方法が苦手ですって」となろうが実態はそうである。

・ 本校では厳しくレポート提出を義務つけているから、かならかなり教員も訓練されてきたが未だに学校によっては報告書やレポートの類など書く機会の少ない教員はおおいのではないか。

・ しかしこの市立西高校の教室レイアウトは大変参考になった。私の胸に「ストーン」と落ちるような感じがした。私はチーム員に指示した。「後2ないし3校高層校舎の学校を見せて頂いて勉強するように」と。

・ 課題はエレベーターの数となろうがこの西高校では生徒には使わせていないと言うが本校では使わせたい。だからエレベーターの数と階段のレイアウトが勝負となってくる。エレベーターの数が3台とすれば内1台は大型のエレベーターで30人は乗れる人・物兼用エレベーターだ。後の2台は教職員と来客用それに生徒も可能とする。

・ 採光は一般教室は必ず何処か一壁面は外部に面していることが絶対条件である。いろいろと考えていくと本当に嬉しくなってくる。夢が膨らんでくるのだ。早く立派な、人々が「あっと」驚くような校舎を作りたい。

・ ポイントは特別教室の配置だ。LL教室、家庭科調理実習、被服実習室、音楽ホール、美術,書道の実習室、それに理科実習室が入る。本当に必要なら社会科教室も要るだろう。それが「普通の学校」なのだから。

・ 西高校も屋上に25メートル、6レーンのプールを設置していた。これも我々は入れなければならない。7階建て屋上の「天空プール」である。生徒は喜ぶのではないか。西高校は市内に有るから「外部から水着姿を見られる」と言って神経質になっていると聞いたが本校周辺には高層ビルマンションはないから問題はない。

・ 予てから問題提起していた家庭科の「被服実習」について「指導計画」が出てきた。本日2名の家庭科教員と高校教頭、高校教務部長で最終的に決定した。そのために「ミシンを25台購入」することとした。

・ 共学になって5年、ボツボツ家庭科教育など「形を完成」させなければ駄目だ。昔は「洋裁実習」などと言って「針の縫い方」など教えて貰い、私は今でも自分でボタンなど付けられるが今の男子生徒に至ってはさっぱりである。

・ 又武道館の広間「洗心亭」において「お茶の実習」をしてくれると言う。私は茶道のスタイルで正座させ「お抹茶」でも飲ませたらどうかと言ったのだが当面は「おいしいお茶の入れ方を学ぶ」と「日本茶の種類を教える」という。まあそれで結構だろう。

・ 私はどうも英国数社理の基本5科目も当然だがそれ以上に芸術や家庭科、保健体育などの授業を重要視している。この辺に感性のない人間では駄目と思っているからである。文武両道の文とはこう言う面での感性ではないか。ただ体育科には教員体制が揃っているが芸術のうち音楽と書道、家庭科にはまだ正職員の先生がいないのは私の責任である。

・ クラブの部室工事が佳境に入ってきた。思った以上に巨大な建築物である。想像を超えた鉄骨の枠組みである。一階の「カフェテリアと学びの広場」がポイントである。素晴しいものにしたい。出来あがったらいよいよ新校舎建設の準備作業に入る。益々ムードは盛り上がってくるだろう。