2011年2月3日木曜日

23年2月3日(木) 特別な節分会となった

・ 私は案外「ゲンを担ぐ」というよりも素直に「神社仏閣を尊崇」する。それは間違いなく信心深い両親の影響を受けている。初詣は欠かしたことがないし、時間があれば神社仏閣を参拝する。神社神道の学校の理事長・校長であるが宗派は関係ない。「神も仏も有り難きかな」である。しかし今日は私にとって「特別の節分会」となった。

・ 今までの節分には用意していた豆を自分の年齢分だけ食べるという習慣の土地に育ったので今でもそのようにしている。又マンションで「鬼は外、福は内」と言いながら豆を撒く。後で回収するのが大変であるがこれも欠かしたことはない。当然学校においてもそのようにする。自室から同じようにするのである。ただ部屋にある「鬼瓦」については「守り本尊」だからこの鬼には豆は撒かない。
 ・ 実はこの日、予てから知人の強いお誘いがあって、今まで固辞していたのだが突然朝10時頃お迎えに来たので仕方なくお付き合いすることとした。行き先は「寝屋川市の成田山新勝寺大阪別院」である。本家本元の千葉県成田市にある本院の大阪別院で府内では極めて有名なお寺さんである。ここの豆まきに参加して教職員と生徒の「交通安全」を祈願せよと知人は言うのである。
・ 「不動明王」は霊験あらたかで信仰する人は多く、特に府内では2月3日の節分の豆まきでは大変な人出になる寺院である。私は恥ずかしいしそのような場所には参加した事がないので本当に逃げ回っていたのだが「交通安全」と聞いてその気になったのである。

・ 教職員には交通事故にあう者も居るし肝心の私が一歩間違えば大きな事故をやりかねない運転の腕だと思っているし、知人の中には何時もスピード違反で切符を切られている人も居るから、この際「厄除け」にお参りしようと考えたのである。

・ 成田山新勝寺はすごい人出で「なるほどこのように節分会は行われるのか」と全てのプロセスが分かったくらい完全な形と手順で「年男の豆まき」を経験したのである。まさか自分が裃、はかまを付けて舞台の上に上がって皆さんに豆を撒くとは考えもしなかった。                              

・ 夕方のテレビでの放映はここ成田山を放映していた。3回に分けて行われるもので私は13時に開始された2回目に参加したのである。寝屋川出身の大相撲力士である豪栄道や落語家の師匠、京都祇園の舞妓さんなどが大勢参加されていた。私は豪栄道が八百長に関係していなく本日堂々と参加していたのが嬉しくなったのである。


・ ここ成田山では「鬼は外」とは言わなくてただ「福は内、福は内」と叫びながら次々と一升枡に満杯のピーナツを撒くのである。結構これはしんどい。急いでやらねばならなく、又下を見ながら均等に撒いていかねばならない。特に私はどういう訳か「袖舞台」で舞妓さんと並んで撒くように場所が選定されていた。最も目立つところである。






・ 多くの人が手提げ袋の口を一杯開いて私の方に突き出してくるし、中にはエプロンをしてそれを捲り上げているお母さん、野球帽に入れろというおじいさん、いちいちそれらを見ながら投げるのである。最後の方では私は枡を近くまで持っていき、枡ごと流し込むようにしてあげたお年寄りも居た。大層嬉しそうにされていた。帰りにはお土産が用意されており、中に「福豆」として特別に護摩を焚いていただいた豆を戴き学校に帰参したのである。








 ・ 今日は職員会議の日で冒頭私はお土産の福豆を教職員あたり一個であったが「交通安全」の祈願と「浪速高校、中学へ福よ来い!」と祈願した豆だけに例え少なくとも教職員と分けたのである。ご利益はあるはずだ。                            


・ 今日の職員会議では「新・新人事制度」の話と昨日締め切った「高校願書受付の状況」を詳細話した。お蔭様で専願数が大幅に伸びたし、併願数も高位の数値をキープしている安堵感を共に喜びたいと話したのである。

・ しかし安穏とはしておれない少子化の流れ、益々激しくなってくる生徒獲得競争を考えると「新校舎の建設のタイミングを早めたほうが良い」と説明し今一層の教職員の「奮励努力」を期待したのである。

・ そして来年度の「分掌責任者の人事」を改めて紹介し、その後「高校入試事務」の説明が教務部長からなされた。3年生の卒業判定の最終チェックが確認され原級留置は一人もいなくて「総勢596名の卒業がめでたく認定」された。実に喜ばしいことである。

・ 2月17日の耐寒行事「山の辺の道」踏破企画も全教職員に説明され情報が共有された。そして左記の「センター試験の本校生徒の成績分析」が進路指導部長からなされたのである。昨年に比べて大幅に成績が伸びているが特定の科目でもう少し頑張って欲しいと私は担当教諭にお願いしたのである。


・ 夕方のテレビで住友金属と新日鉄が経営統合するトップニュースが報道されていた。これは極めて大きなニュースであるが一般には余り関係ないニュースだろうが私は34年間住友金属で生きてきた人間だけに複雑な気持ちである。
・ しかしこの話は何時も出てくる話題で私も何回もそれに接しているがこのような大型合併は調子の良い時しか出来ないわけで、波長の合う新日鉄とならと思うけれども規模が住金の2倍であり何時かは一体化して新新日鉄になっていくのかとも思った。

・ 私はこのニュースを聞いて「実業界から転進し学校界に移ったこと」を改めて自分自身に確認し、名実共に「住金とはさよならだ」という感慨になったのである。今日の自分を育ててくれた住友金属という素晴しい会社への感謝と惜別の入り混じった複雑な感情を有したのである。
・そして私は高島屋で買った巻き寿司を南南東に向かって色々なことを考えながら黙々と食べたのである。「開運上巻」一本1277円、穴子入りのいささか高級(?)なものにかぶりついたのである。美味かったと思う。それにしても成田山といい、住金の合併話といい、今日は特別な節分の日となった。