2011年10月21日金曜日

23年10月21日(金)他に学ぶ




常翔学園の多目的食堂




・ やはり「他を観なければならない」ことを痛感した。「見学」とは見て学ぶことだ。その上で「考える」のである。結局「考える視点の数はその人間の幅そのもの」であり、唯我独尊に陥らないようにする為にも自分たちのワークフィールドを外れ、仲間内だけの議論から離れて他人の意見や見方、経験を如何に自分のものに出来るかが「良い仕事」の条件である。

・ 昨日は「常翔学園中学校・高等学校の新校舎」を見学させて頂いた。普通は余りにも多人数で訪問するのは良くないのだがどうしても新校舎建設チーム員に現実の「高層校舎」を見せてやりたく校長先生に事前にお電話してご了解を頂いた。私を含めて8人もお邪魔したのである。

・ 受け入れて頂いた校長先生には感謝・感激である。懇切丁寧にあらゆる部署を見させて頂いた。ただそれだけではなくて「そこに至る経緯」までご説明して頂いたことは有り難かった。これが我々の問いかけに対する答えに繋がった。

・ それにしても素晴らしい校舎群であった。多くは語るまい。ただ今回の訪問で我々は初めて「高層校舎」の「使い勝手」みたいなものを感じることが出来た。これが大きくチーム員に身についたことが最大の幸せである。

・ 校舎といえば大体3階建てとかせいぜい4階建てが普通であるが12階もあるような校舎は言ってみれば一つの「航空母艦みたい」なものでありとあらゆる動線が繋がっている最新兵器のような感じがした。

・ 学校は製造業ではないが敢えて言えば「教育を生み出す最新設備であり装置」である。校舎を設備であり、装置と表現するのはまさしく木村流かも知れないが今回の訪問で私は確信した。今後このフレーズを使って行きたい。

・ 「有効資産倍率」と言う言葉があるが学校の校舎は1年を通してフル回転している設備である。資産倍率は最も高いものではないか。このように考えたら立派なもの、機能的なもの、情緒的なもの、「あらゆる価値観が包含したような校舎」を作りたいと私は今更ながら決意したのである。

・ 今回の訪問で学習した点の一つを上げれば、私で言えばこれからの学校の校舎には「食堂という捉え方」が重要になるなと強く思った。単なる「食育」と言うことだけではなくて「食堂こそ生徒の集う空間の考え方」である。従って食堂周辺の設備配置もポイントとなろう。

・ 出すメニューも所謂「定食とうどんとカレーだけ」では意味がない。スパゲッティ、おにぎり、サンドイッチ、スープ等々今日的若者に合致した豊富なものにしなければならない。それに私は食堂のオープン時間もキーポイントになると感じた。

・ 明るさと風の入る教室、エントランス、駐輪場、自習室が職員室に隣接、情報室、英語のコールシステムの部屋など多くの示唆を頂いた。聞けば多くの私立が「常翔訪問」をされているらしい。「さもありなん」と私は感じ入ったのである。

・ 私は今朝報告に来たチーム長に対して「大いに参考にして良い校舎を作ろう」と激励した。「百聞は一見に如かず」というが目で見て考える効果の大きいことを感じた。結局「感性」を磨いておかねばならないと言うことだろう。見ただけで何も反応も示さず、行動も伴わないことでは駄目だ。

・ 今回の見学で一つでも二つでも「これは常翔さんの見学のお陰でした」と言える様にならなければ多忙中お時間を取っていただいた常翔さんに申し訳が立たない。しかし夢の有る楽しい話であるがこれから先、「一歩一歩険しい山道」を登っていかねばならない。


・ 今日は目面しいお客様が見えられた。「大相撲の尾車親方」である。本校出入りの会社の会長さんのご紹介で既に前から存じ上げていたが久方ぶりに大阪に来たので学校訪問をしてくれたのである。

・ 現役時代は大関琴風の四股名で鳴らした名大関である。大変立派なお方であり、懇談の中で「相撲部」を作って貰えないかと言うお話が飛び出したのである。本校は神社神道の学校であり相撲は野見宿禰と言う人が創始したもので神社界とは関係が深い。宿禰を祀った神社がある。

・ 大阪場所では必ず大阪天満宮で横綱の奉納土俵入りがあり、伊勢神宮の奉納も大変有名である。大阪の中学・高校に相撲部があれば相撲界は全力で支援するとまで言って頂いた。

・ 実は前から新しい運動クラブは「駅伝にするか相撲にするか」考えていたのであるが真剣に考えてみたいと思う。しかし新校舎完成後になるだろう。20年近く前には土俵も有って相撲部はあったのだがそれの復活物語である。


・ 着々と29日お茶席披きの準備が進んでいる。参加者が遂に220名となった。今日の情報では東京の湯島天神(湯島天満宮)の宮司が参加すると連絡があったそうだ。極めて有名な神社であり本校の卒業生でもある。久し振りにお会い出来るのが楽しみである。

・ 武道館玄関に入ったところの白壁に飾り物を設置することを決めようやく準備が出来たのでその配置を決めた。まず入って右側は多聞尚学館から「青葉茂れる」の扁額を持ってきた。武人の鑑「楠木正成公」を詠うこの書は武道館が相応しいと考えたからの移設である。

・ 入って左側には和室「洗心亭」の板絵である「松の板戸絵」と「古事記の世界の日本画」の写しの入った額を設置することにした。これで益々玄関の風格が上がったと思っている。一般の家も校舎も会社のビルもまず玄関が大切である。


・ 今日は3年生の卒業アルバムの「教職員一同撮影の日」であった。138人も勢ぞろいして一同に写る写真も初めてである。私は管理職の隣の椅子席には3年生の担任を据わって貰うよう学年主任に言ったのである。しかしこのような日に有休を取る人間の神経が分からない。

・ 生徒のアルバムであり教職員一人ひとりの写真などは不要だ、まとめて写れば良いと私が判断したのである。これが「A4サイズ見開き」になるので結構お顔を大きくなる。そしてそれに姓のみを勿論つける。空いたスペースは生徒の写真を一枚でも多くしてやりたいのである。