・ 昨日は親戚に不幸があって午後から香川県高松市に飛んで通夜に参列しトンボ帰りにて大阪に戻った。帰宅は22時30分過ぎであったが疲れは無い。それはその日午前に有った「ラグビーの試合に勝った」からである。
・ 「勝つと言うことは心も体も活性化させる」。私のような年齢でもそうなのだから若い高校生には尚更だ。部活動を指導している先生はまず「勝たねばならない」。「勝負事は勝って何ぼの世界」というと、すぐ反論する輩がいるが、こういう人たちは本質が分かっていないのだと思う。
・ 勝つためには猛烈な練習が必要だし、チームワークも要る。何より「頭が必要」だろう。体格と言うか体力だけで勝てるものではない。「勝つと言うことはそこに至るすべてが包含」されており、教育の真髄がそこにはある」のではないか。
・ そしてまずスポーツ指導者は全人間的に高い資質が求められる。単なる指導技術だけでは駄目だ。部員や保護者から信頼されていることがまず最初だろう。挨拶が出来ない、服装が無茶苦茶なTPOを心得ていない部活の顧問が居るが、そのような先生に指導を受けている生徒は可哀想である。
・ 指導者こそ自らに厳しい先生で無ければならないだろう。そこが出発点だと思う。そして「システムとしての練習とこだわりの試合運び」みたいなものが要る。そして結果を出さねばならない。
・ 負けた時でも「何で負けたかを厳しく追求」しその克服のサイクルの回転が必要だ。「PDCA」のサイクルを回すのだ。全く仕事と一緒である。問題解決即ち、勝つことで生徒は成長しチームワークも上昇していく。
・ 煙草を吹かし偉そうにふんぞり返っている部活の指導者は即刻辞めて欲しい。生徒の不幸である。又単なる「仲良しクラブ」では生徒は付いて来ないし、そう言う学校のクラブには関心を示さない。
・ 誰もが試合に出たいのはわかっている。我慢して応援している控えの選手を見ていると可哀想であるが仕方が無い。彼らも判っているのであって彼らをして控えに回ることを「納得」させる為にも勝たねばならない。
・ 今日はラグビーの試合で府立天王寺高校との試合だった。天王寺高校、何し追う府立の名門「天高(てんこう)」であるが、11時のキックオフに間に合うように常翔学園高校のグランドに急いだ。
・ 結果は完勝で「49対7」であった。ラグビーについては良く分からない私であったが体育科のK教諭が傍で色々と教えてくれたので今日でほぼ「ラグビーの見方」みたいなものが身についた。学習したのである。
・ こういうところへ出かけると大体教員の性格というか気配りみたいなものが分かる。顔を合わせても目を逸らすアホ教員もいるが「ああ、校長が応援に来てくれている」と小走りに近寄って挨拶に来て呉れる教員もいる。
・ このK教諭は私用に小さなポータブル形式の組み立て椅子をわざわざ持参してくれていた。この球場は淀川沿いの土手が観覧場所で椅子が無いことを見越してわざわざ持ってきてくれた物だ。有り難いと感謝した。
・ ところがそれを眺めて居た教頭が私の体には余りにも小さいと思ったのか、正規の椅子を持ってきて取り替えてくれた。保護者会からは熱いコーヒーのサービスまでして頂き、クラブの応援に出かけると正直学校に居るより気分が嬉しく楽しくなってくる。
・ 素晴らしい試合で天気は快晴、言うことなしの中での試合で勝ったのだから、とんぼ返りで自宅に戻り服を着替えて新幹線に急いでもしんどいとは思わない。良い結果は人間を充実させる。酷い結果は余分に疲れさせるものだ。
・ それにしてもラグビーの顧問の先生は素晴らしい。TPOを心得て、仕事も分掌も部活動指導も何をしても素晴らしい。それに謙虚なお人柄だ。だからオール大阪のラグビーの専門委員長に推挙される。
・ 生徒からも保護者からもOBからも信頼され、教員間でも最近では一目置かれるようになった。間違いなく将来のリーダーの候補者だろうと思う。謙虚にそれでいて積極的に今まで以上に頑張って欲しい。人はエンジン全開で自らが出るものだ。まだ余裕がありそうに私には見える。
・ しかし昨日の大きな収穫は会場となった「常翔学園高等学校・中学校の校舎」を見たことである。市内の大宮に有るこの学校の校舎群に私は驚いた。まさしく私が今建てようとしている校舎のイメージなのである。
・ 高層ビルは8階立てであり中学校も4階建てでレンガ色の優美な校舎と正門付近の空間は品格があって素晴らしい。私はタクシーの運転手さんに言って車を停車して貰い、写真を撮らせてもらった。
・ どうしてもこの校舎の内部を勉強させて欲しいと思い、今日は朝一番に校長先生に電話をして訪問のアポを頂いた。快く応じて下さり近い内に新校舎建設のチーム員を連れて私自ら訪問することを決めたのである。
・ どうもコンセプトが極めて似通っている。今基本設計の真っ最中であり、先週設計会社と担当に指示したことは「外壁と校舎内の床素材がポイント」であると伝えたことだ。間違っても武道館と同じような「モルタルリシンの吹き付け」ではいけない。
・ レンガ張りか御影のタイル張りと言ったのだが現実に常翔さんはこのようにしている。それに外観設計もドイツの古都を思わせるような雰囲気である。素晴らしい。高層8回の校舎の使い勝手は一体どうなんだろう。良く学んで参りたい。
・ 既存建物の今回分の解体工事も本日から建屋内部の解体が始まっている。蛍光灯など付属物は極力回収しリサイクルに回すみたいである。内部が終わったら一挙に躯体の壊しに入るのだろうが心配は「工事中の生徒の安全」と「付近の通行人の安全確保」である。
・ 私は工事業者さんにお願いして「徹底した安全管理」をお願いした。「絶対に入ってはならない」と言っても入って行くのが生徒だと思わないといけない。簡単な壁を作ってくれているがそれでも私は心配で「蟻が入る隙間もない」ようにチェックする積りである。