昨日の校務運営委員会で正式に高校生徒の耐寒行事が決定した。昨年は生駒山踏破であったが若干距離的には不満が残るものであった。それを今年は大幅に塗り替えるような本格的なトレッキングコースとなったのである。既に体育科の担当の先生がルートを実際に歩いて確認してくれたという。ルートは奈良県「山の辺の道」である。時期は年明け2月17日(木)距離は16キロ、平均6時間はかかる本格的なコースである。同日開催で中学校は金剛山っ登山となる。
「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山籠もれる 大和し うるわし」と倭建命(やまとたけるのみこと)が詠った青垣山の山すそを三輪神社から天理の石上神宮までの日本最古の古道である。ここには日本という国の原風景が広がっている。校長はこの9月に一人で踏破し、是非この古道を生徒たちに歩かせたいと思っていたのである。ここには古事記の世界があるのである。本校は神社神道を建学の精神に持つ学校である。この地が本校の原点でもあるのである。
古事記・日本書記にあるように日本最古の神社、ただし三輪山全体を神体山として原初の形態を持つ三輪神社を出発する。桜井市にあるこの神社は本当に素晴らしい。大好きな信仰対象である。
三輪山から奈良盆地を望む。香具山他を眺望する
邪馬台国卑弥呼の墓とも言われる箸墓古墳を抜けて1000個はあるという古墳群を抜けて道は続きます。
穴師兵主神社参道の脇に日本最古の相撲場があります。野見宿禰が当麻蹴速と対戦して勝ったといわれる場所です。近くには巻向遺跡もあります。
終点は武門の棟梁であった物部氏の氏神として知られている石上神宮です。1500人の高校生をバスで連れてきてバスで学校に戻るという大きな実験的試みとなりますが校長は是非この山の辺の道を歩くことで何かを掴んで欲しいと考えています。高校、中学と教員が2班に分かれての対応となりますが是非成功させたいと念願しているのです。
